誰も踏み入れたことのない未開の領域で
新たなビジネスを創造する

上坂 弘
シノケングループ 戦略本部
シニアマネージャー
2015年中途入社 立教大学 経済学部 卒
資格 公認会計士

海外ビジネスに挑戦したいという想いを持ちシノケングループに入社した上坂。公認会計士の資格に加え、持ち前の明るさとバイタリティを武器に、前人未踏の領域に自ら飛び込んで、数々の新たなビジネスを創造してきた。シノケングループの成長を牽引し続ける上坂の、これまでの軌跡を振り返る。

賃貸部門で、社内トップクラスの入居率を安定的にマーク。
賃貸部門で、社内トップクラスの入居率を安定的にマーク。

シノケングループは常にチャレンジし続ける成長意欲の高い会社

若い頃から海外ビジネスをしたいという想いがあり、そういう機会がないかなと思っていたところ、シノケングループが中国に次いでシンガポールへ進出し、これからインドネシアへ進出しようとしているタイミングで「シノケングループは本格的に海外事業を進めていくので、海外ビジネスをやりたいのであれば一緒にやらないか」とお声がけいただいたのが入社のきっかけです。私の故郷がシノケングループ創業の地と同じ福岡ということも入社を後押ししました。

入社前から成長意欲の高い企業だな、という印象を持っておりましたが、入社後もその印象は変わらず、常にチャンレンジし続ける姿勢は、自分自身の成長にも繋がっていると感じています。また、非常にオープンな職場で、当社グループは1,000人以上の従業員が所属しておりますが、グループ全社仲が良く仲間意識が高い職場だと思います。困ったことがあれば所属先を問わずみんなで助け合って進めて行く、そんなイメージの会社です。

現在はシノケングループの戦略本部に所属しており、大きなミッションはグループの海外事業と金融事業の成長です。グループの金融子会社・海外現地子会社のメンバーと日々ミーティング等を行い、ミッション達成に向けて動いております。もう一つの大きなミッションは、M&Aをはじめとした新規事業開発等によるグループの成長で、グループの経営陣の方々とも密にご相談させて頂きながら、案件を進めております。

誰も踏み入れたことのない未開の領域で新たなビジネスを創造する

私は、国内・海外で新規事業の開発等の業務を行っておりますが、これまで実績のない領域に自ら飛び込んでビジネスを構築していくことは、躍動感というか、ハラハラドキドキ感と他の何にも変え難い達成感を感じます。私自身も経験や知識のない分野に飛び込んでいくため、全てゼロからのスタート。知らない土地や業界で、あらゆることを自ら開拓して機会を発掘し、案件を進めていくことはとてもチャレンジングでやりがいを感じます。

入社以来、色々なことに取り組んでまいりましたが印象深いのは「国内初」の案件ですね。具体的には『国内初の本格的な機関投資家向け木造アパートメントファンドを組成したこと』と『インドネシアにて日系子会社として、初めて投資ファンドの組成・運営に必要な投資運用業ライセンスをインドネシア金融庁より取得したこと』です。

木造アパートメントを対象とした不動産ファンドを組成すること”は一般的には考えられなかった当時、これまで個人のお客様向けに1棟づつ販売していた当社のアパートメントをファンドにして、これを販売すれば当社のアパートメント投資の魅力を機関投資家の皆様にも広くご認識頂けるのでは、と思ったことがきっかけでした。

当然、未経験の領域だったので最初は苦労しましたが、最終的には金融機関や機関投資家の皆様に当社のアパートメント経営の魅力をご理解いただき、日本初の本格的木造アパートメントファンドの組成にこぎつけました。ファンドを組成したその日、終業時間である18:00を待って居酒屋に行き、仲間と打ち上げしたのを思い出します。喜びや達成感もひとしおでした。

課題や問題が生じても
諦めず「この困難をどうやって乗り切るか」を考える

インドネシアでのファンド運営ライセンスの取得については、日本の企業には前例の無い案件で、かつ、海外であるインドネシアということで、このプロジェクトを始めた当時は右も左もさっぱりでした。インドネシアは、3億人弱の人口を抱え、急成長している国です。それにも関わらず、海外からのインドネシア不動産への投資は国が規制している為、簡単にはできません。魅力的なインドネシア不動産への投資について、日本を含めた海外投資家に広める為にはどうすればいいか考えた結果、インドネシアにて不動産ファンドビジネスをやろうと思い立ちました。

インドネシアでのファンドビジネスはインドネシア金融庁の管轄で、同庁からのライセンスが必要です。暗中模索の状態から、多く方々のサポートもあり、最終的にインドネシア金融庁よりライセンスを頂きました。審査プロセスは相当に時間がかかるものでしたが、最後にインドネシア金融庁の方より「よく頑張った、これで審査プロセスは終わる。ライセンスを取った後も頑張ってくれ」と言われたときは感無量でした。「こんなのできるの?」と人から言われるような案件が最終的に成就した瞬間の達成感は、他に変え難いものがあります。今後の目標は、一つ一つミッションを達成し、グループの事業領域・事業地域が拡大していき、私自身も成長することです。

シノケングループでは、チャレンジスピリッツと探究心がある新しい仲間を常に求めています。一緒に仕事をする仲間と協力して未開の地を進んでいきますので、何らかの課題や問題等の困難がつきものです。その際に諦めるのではなく、この困難をどうやって乗り切るか、そういったレジリエンスな要素を持つ方と互いに高め合いながら一緒に成長していきたいですね。